矯正歯科
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ortho 「健康」と「きれい」
を両立させた矯正治療
ふじみ野市・富士見市の歯医者「すじの歯科クリニック ふじみ野」の矯正歯科は、歯並びを整えることはもちろんですが、適切な嚙み合わせに導くことも大切にしています。当院では、日本矯正歯科学会が認定した専門医が矯正治療を担当するので、患者さんの「健康」と「きれい」を両立させた上で、エビデンスに基づいた矯正治療が可能です。ぜひ、東武東上線・ふじみ野駅から徒歩7分の通いやすい当院までお越しください。
「矯正治療に遅い」
はありません
~何歳になっても歯並びを整えることが大切な理由~
「今さら矯正治療なんてもう遅い…」、そう思っている大人の方は案外多いものです。しかし、矯正治療に「もう遅い」ということはありません。「歯並びを治したい」と思ったときこそベストタイミングです。
大人の方が矯正治療を行い歯並びが改善されることで、虫歯や歯周病が予防できるメリットもあります。特に歯周病は、嚙み合わせが悪いことで歯ブラシが届きにくい場所が発生することでプラーク(歯垢)がたまり歯肉に炎症が起こっていきます。しっかりと矯正治療をすることで磨き残しがなくなり、歯周病の発生を抑えることにもつながります。
ほかにも、見た目だけの改善だけでなく消化器官への負担も軽減できるなど、健康面へのメリットが矯正治療には期待できます。
患者さんの生活と健康を
考慮した矯正治療
日本矯正歯科学会認定の専門医が
治療を行います
当院の歯周病治療は、日本矯正歯科学会認定の専門医が担当します。矯正治療は数年の期間がかかるため、歯科医師の技術力と経験が問われる難しい治療です。
矯正治療に必要な診断スキルや治療技術の取得には、最低でも3年以上の研鑽が必要です。日本矯正歯科学会が認定する専門医になるには、大学などの専門機関で5年以上の経験を積むなどの厳しい条件が設けられています。たしかな技術による安心・安全な矯正治療を受けたいとお考えでしたら、日本矯正歯科学会の専門医が在籍する当院をお勧めします。
患者さんのご希望を第一に考えた矯正治療
歯やお口の状態は、患者さん一人ひとり異なるものです。そこで当院では、歯やお口の状態をしっかりと確認した上で、患者さんに合わせた最適な矯正治療をご提案します。矯正治療に用いる装置の使い心地や注意点なども丁寧にご説明した上で、治療方針や治療方法を患者さんとご相談しながら選択していきます。
ワイヤーを使用した表側矯正治療
ワイヤーを用いた表側矯正治療は、最もオーソドックスな治療方法です。この矯正治療では、歯にブラケットを装着してワイヤーを通すことで歯を移動させていきます。当院では、ほぼすべての症例に対応できるマルチブラケットを主体に矯正治療を行っているため、理想通りの歯並びや嚙み合わせを叶えることができます。
限局矯正治療(部分矯正)
限局矯正治療とは部分矯正のことです。気になる部分のみを治療することを目的とし、部分的に矯正装置を装着して治療していきます。この限局矯正を行う目的は、「前歯のわずかな凹凸を治したい」「失った歯の隙間(すきっ歯)を埋めたい」などさまざまです。限局矯正では歯の動きに限度があるため、対応できない症例もあります。まずは、お気軽にご相談ください。
マウスピース型矯正治療
透明なマウスピースを使用することで歯を動かしていく矯正治療です。この治療方法の最大のメリットは、マウスピースが透明なので目立つことがありません。矯正治療を検討しているものの、ワイヤーが目立つためためらっている方には最適な治療方法です。また、金属アレルギーの心配がない点もメリットの一つです。
歯を動かしてく段階ごとに装着するマウスピースを作製し、一定期間ごとに取り換えながら徐々に矯正していきます。ただし、お口や歯の状態によっては対応できない症例もあります。
矯正治療の流れ
STEP01 カウンセリング
まずは、歯並び・噛み合わせのお悩みやご希望をお聞きします。当院では、患者さんのお声をしっかりとお聞きした上で、専門的な意見をわかりやすく丁寧にご説明することを大切にしています。矯正治療でご不明点やご不安な点があれば何でもご相談ください。
カウンセリング後に、一見して判断できる範囲内で矯正治療の概要や料金などをご説明します。
STEP02 精密検査
矯正治療を開始するにあたり、現在のお口の状態を正確に検査する必要があります。具体的な検査内容としては、お顔の周りの写真撮影・歯並びの写真撮影・エックス線写真の撮影・歯型採りなどを行っていきます。
STEP03 診断・治療計画の説明
精密検査の結果に基づいて、治療方針・治療期間・治療費用などの詳細をお伝えします。矯正治療は、歯の移動の早さ・歯並びの不正の程度・抜歯が必要かどうか・治療方針などによって治療期間が異なってきます。
また、矯正治療は健康な状態のお口に行う治療です。患者さんのお口の状態によっては、矯正治療を開始する前に、虫歯や歯周病の治療、歯ブラシ指導を行う場合があります。
STEP04 治療開始
矯正装置を装着して治療を進めていきます。ワイヤーの装着後は、月に1回程度、ご来院いただき装置の調整を行っていきます。マウスピース型矯正治療の場合は、3週間に1度程度、患者さんご自身でマウスピースを交換していただきます。また、定期的にご来院いただき治療の進行状況を確認します。
矯正治療の注意点として、治療中は歯磨きが難しくなります。当院の歯科衛生士による歯磨き指導や、ご来院時のクリーニングを受けられることをお勧めします。当院では、適切な間隔でクリーニングのご案内を行い、矯正治療中に虫歯や歯周病が進行しないよう留意しております。
STEP05 メインテナンス(保定)
矯正治療で歯を動かしても、そのままでは歯は元の位置に戻ってしまいます。これを防ぎ、矯正治療後の歯並びを安定させるためには、保定装置を使用します。
数ヶ月に1回程度来院いただき、歯並びの状態を丁寧に確認していきます。矯正装置を外した後の保定治療も矯正治療の一部です。
時間のかかる治療だからリスクや副作用も正しく伝えます
矯正治療にともなう一般的なリスク・副作用
- 機能性・審美性などを重視するため、保険適用外(自費診療)の診療となります。すべて患者さん負担のため、保険適用の診療に比べて高額になります
- 装置を付けかえた直後は、矯正装置による不快感や痛みが生じる場合があります。数日~2週間ほどで慣れ、違和感は少なくなることが多いです
- 治療期間は症例により異なります。成人矯正(永久歯がすべて生え揃っている場合)は、一般的に1年半~3年程で終了します。小児矯正においては、混合歯列期(乳歯と永久歯が混在する時期)に行なう第1期治療で1~2年、永久歯がすべて生え揃った後に行なう第2期治療で1~2年半程が一般的な治療期間です
- 歯の動き方には個人差があります。そのため、治療前に予想した治療期間より、治療の終了が長くなることがあります
- 矯正装置や顎間ゴムの扱い方、定期的な調整のための通院など、矯正治療を予定通り行うためには患者さんのご協力が必要になります。それらが治療結果や治療期間に影響します
- ワイヤーの矯正装置の場合、装置がついているため歯磨きがしにくくなります。虫歯や歯周病のリスクが高まるため、治療前より丁寧な歯磨きや定期メインテナンスの受診が大切です。また、歯が動くことでこれまで確認できなかった虫歯が見えるようになることもあります
- 歯を動かすことで歯根(歯の根の部分)が吸収され、短くなることがあります。また、歯肉が痩せて下がり、歯が長く見えることがあります
- ごくまれに、歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります
- ごくまれに、歯を動かすことで歯の神経に障害を与え、神経が壊死してしまうことがあります
- ワイヤー矯正で使用している装置は金属を使用しているため、治療中に金属アレルギーなどの症状が出ることがあります
- 治療中に、「顎の関節部分で音が鳴る」「顎を動かすと痛い「口を開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります
- そのほか、問題が生じた場合には治療前にお伝えした治療計画を変更することがあります
- 歯の形の修正や、噛み合わせの微調整を行なうことがあります
- 矯正装置が食事中に外れてしまい、誤飲する可能性があります
- ワイヤー矯正の場合、治療終了後に装置を外すときにエナメル質(歯の外側の固い層)に小さな亀裂が入る可能性や、補綴物(被せ物など)の一部が破損する可能性があります
- 矯正治療終了後、装置を外した後は保定装置を指示通りに使用しない場合、正しく保定した場合より後戻りが生じる可能性が高くなります
- 装置を外した後、治療後の噛み合わせに合わせた補綴物(被せ物など)の作り直しや虫歯治療などをやり直す可能性があります
- 顎の成長発育の具合により、噛み合わせや歯並びが変化する可能性があります
- 治療後に親知らずが生え成長した場合、歯並びに凹凸が生じる可能性があります
- 加齢や歯周病などが原因で、歯を支える骨が痩せることがあります。骨が痩せてしまうと、歯並びや噛み合わせが変化する可能性が生じます。その場合、再治療が必要になることがあります
- 矯正治療は、一度開始すると元の状態に戻すことが難しくなります
マウスピース型矯正装置による治療にともなう一般的なリスク・副作用
- 機能性・審美性などを重視するため、保険適用外(自費診療)の診療となります。すべて患者さん負担のため、保険適用の診療に比べて高額になります
- 正しい装着方法で1日20時間以上使用し、一定期間でマウスピースの交換を行わないと、目標とする治療結果を得られないことがあるため、患者さんの自己管理が必要になります
- ご自身で取り外しができるため、紛失することがあります
- 歯や顎の状態によっては、マウスピース型矯正装置では治療ができない場合があります
- お口の中の状態によっては、治療計画の結果が得られないことがあります
- マウスピースを装着したまま糖分の入った飲食物を摂取すると、虫歯になりやすくなります
- 治療によって、まれに歯根吸収(歯を動かすことで歯根の形が変化したり、短くなったりすること)や歯肉退縮(歯を覆う歯ぐきが下がってしまうこと)が起こる場合があります
- 強く食いしばる癖ある方の場合、奥歯が噛めなくなることがあります
- 治療の途中で、ワイヤーを使用した矯正治療への変更が必要になることがあります
- お口の状態や治療の進行によっては、マウスピース型矯正装置に加え、補助矯正装置を使用することがあります
- 治療完了後、装置を付けないと歯は元に戻ろうとします。その後戻りを防ぐため、保定装置を一定期間装着します
- マウスピース型矯正装置は、薬機法(医薬品医療機器等法)においてまだ承認されていない医療機器です。日本では完成物薬機法対象外の装置であり、医薬品副作用被害救済措置の対象外となることがあります